子ども写真の撮り方コラム8・撮った写真、どうしてる?

子ども写真の撮り方8・撮った写真、どうしてる?

【2015年8月14日公開】

デジタルカメラのおかげで、フィルム・現像代を気にせず気軽に写真を撮ることができますが、撮った写真データをメモリーカードに入れっぱなしにしていたり、パソコンやハードディスクにコピーしてそのままにしたりしていませんか?

今回のテーマは、撮った写真の整理の仕方や活用法・バックアップについてです。撮った写真をお子様と一緒に楽しむ方法や、大切なデータを守るための方法についてお伝えします。

写真データの整理法

データの選別をする

カメラのメモリーカードからパソコンやハードディスクに写真データをコピーする際、撮った写真をすべてコピーして保存していませんか。明らかに失敗した写真(ひどくブレている、暗い、明るすぎて白っぽくなっている等)はこの段階で削除すると、その後の写真の整理が楽になります。

また、同じような写真がたくさんある場合も、その中から表情が良いものをいくつか選んで残しておくことで、後でプリントしたりアルバムを作ったりするときに、写真の選択がスムーズになります。

データを分かりやすく保存する

写真データの整理の仕方にこれといった正解はありません。自分がやりやすく、後から見返した時に使いたい写真が探しやすいように整理しておくのがいいと思います。

私の場合は、ピクチャフォルダに家族写真用のフォルダを作っています。その中に年のフォルダ(「2014」「2015」)を作り、さらにその中に月のフォルダを作って該当する写真を入れます。旅行や運動会などのイベントは年のフォルダの中に別にフォルダ(「0402沖縄旅行」など)を作って入れています。

フォルダ作成の一例
実は、子どもが0歳の時には毎日たくさんの写真を撮っていたため、もっと細かくフォルダを作ってデータを保存していました。このフォルダ分けは失敗で、後から「あの時の写真、どこにあったっけ?」と探す時にとても時間がかかりました。細かく分けているから良いというものでもありません。

私は「年 > 月」のフォルダに分けて整理していますが、お子さんが大きくなってきてそんなに写真の枚数が多くない場合は、年のフォルダとその中にイベントのフォルダだけでもいいと思います。最初に書いたように「自分がやりやすく」「後から写真が探しやすい」ようにフォルダで整理するのがポイントです。

写真は、お子さまの目に見えるかたちに

まずはプリントしましょう

撮った写真は見返して、気に入ったものを選んでプリントしましょう。写真を見直して選ぶことで写真上達にもつながりますし、万が一データが消えてしまったときにも手元に写真が残ります。

写真のプリントは自宅プリンターよりも、お店やネットプリントの利用がオススメです。家庭用のプリンター*の多くは水で流れてしまう「染料インク」を使用しています。
*一部顔料(油性)インクのプリンターもあります。

長期間の保存を考えると、色あせや水濡れに強いお店の業務用機械でのプリントが安心です。東日本大震災の時、津波で流された写真を洗って持ち主に返した、というエピソードがありましたが、それはお店でプリントした写真だったから可能だったのです。

お店に行ってプリント注文をしたり、受け取りに行ったりする時間がないという方には、ネットプリントがオススメ。時間のある時に少しずつデータをアップロードしておいて、ある程度たまったら注文することもできます。お店プリントよりも安いところが多く、ポストに届くので手間いらずです。

サービスによって、システム(使いやすさ)や価格・印刷品質が異なるため、色々試してみて気に入ったところを探すのがいいと思います。初めての方はキャンペーン価格になるところもあります。

“愛してる”を伝えるアルバムの力

フォトブックいろいろ。大きさやページ数、印刷用紙など、サービスによって違います。色々と読んだ育児書の中に「愛情いっぱいの写真が詰まったアルバムは、子どもの自己肯定感を育むのに効果的なアイテム」という言葉がありました。本当にその通りだと思います。

お子様が大きくなってアルバムを見返したとき、赤ちゃんだったころに大事に抱っこされている姿・皆に囲まれた誕生日のお祝いや行事の写真などを見て、自分がかけがえのない存在であること、「自分はこんなに愛されて育てられてきたんだ」と感じることができるでしょう。アルバムには、辛いときやくじけそうな時にお子様の心の支えになる力があります。撮った写真は、アルバムにしてお子様が手にとって見られるようにすることが大切です。

お子さまと一緒にアルバムを楽しむ凝ったアルバムではなくポケットアルバムでもいいのです。最近はパソコンやスマホで編集してネットで注文できる「フォトブックサービス」も人気です。プリントした写真を使ったアルバムよりも「本」「写真集」という仕上がりになります。

フォトブックは、ワンコイン以下の金額で作れるものから、ハードカバーで数千円するものまで、仕様や価格も幅広いです。例えば、スマホの写真は安くて気軽に作れるサービスで、七五三や特別なイベントの写真は高価で印刷品質の良いサービスを利用してアルバムにするなど、用途に応じて使い分けるのが良いと思います。作ったアルバムをお子さんと一緒に見るのも楽しいですよ。

 

大きくプリントして飾ってみよう

お気に入りの写真は大きく引き伸ばして飾ってみましょう。額装すると「きちんと感」が出ます。気軽な感じでマスキングテープを使って壁に貼るのも可愛いです。

大きくプリントして飾ってみよう大きくプリントして飾ってみよう
※写真教室の生徒さんからいただいた写真です

大切なデータを守るために

クラウド利用のバックアップ

パソコンやハードディスク、CDやDVDで保管している場合、機器への衝撃やメディアの傷等で、データが読めなくなってしまう可能性があります。実際にパソコンが壊れてしまったり、外付けのハードディスクを落下させてしまったりしたために、お子さんの小さいころのデータがすべて無くなってしまった、という話も聞きます。大切な思い出の写真が一瞬で無くなってしまうなんて、悲しいですよね。

一番安心なのは、クラウド(インターネット上)でのバックアップだと思います。クラウドのデータ保管サービスは無料のものから有料のものまでいろいろあります。無料サービスは途中でサービスが終了してしまう可能性がありますが、最近はgoogleフォトのような大手企業の無料サービスもありますので、ご自身で使いやすいものを利用されるといいと思います。


写真の楽しみは撮るときだけでなく、写真見返したり・プリントしたり・飾ったりと、撮った後も続きます。小さいお子さんの子育てをしながらだと時間を作るのも大変ですが、楽しみながら少しずつ写真を形にしてあげてくださいね。そして、大切なデータのバックアップも忘れないようにしてください。

運動会写真にぴったりのレンズは?

※このコラムは、2015年1月~12月まで、トレンドマイクロ株式会社・ジュエリーボックスのサイトで連載されたものを転載しています。

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